日本で最も多い症状の腰痛。
腰痛により仕事や家事のパフォーマンスが約30%低下するといわれています。
腰痛を含む慢性的な痛みによる経済的損失は約3700億円といわれており、
慢性的な痛みと精神疾患が経済的損失の2大要因と言われています。
医療が発達しても腰痛は減るどころか増加の一途をたどっています。
腰痛には昔からこれが原因!と言われている常識がありますが
実はそれが違うのでは?と言われています。
この記事では、腰痛が治らないで悩んでいる人に向けて知っておくべき
情報をご紹介したいと思います。
腰痛で困るのはどんな時か?
ギックリ腰と言われるような急な痛みに襲われる場合は
生活全てにおいて支障をきたします。
ですが、このような痛みは基本的には3日、長くても7日程度日数がたてば
痛みは軽減してきて問題なく過ごせるようになることがほとんどです。
他にも腰痛で日常生活に支障が出るときは、朝起き上がる時であったり、
椅子から立ち上がる時に痛みが出る。そういった動作開始時に感じることが多い。
でもこれらは意識すればそこまで困ることではない。
一番困るのは慢性的に常に鈍痛や重だるさを感じてしまう症状や
強い痛みが四六時中感じるケース。
もう意識が腰痛から離れなくなってしまいます。
これが社会的問題になっている
決定的な要因です。
腰痛の痛みを訴える場所は多い箇所が決まっている
今までの経験から上記の図の赤い■で囲っている部位に痛みを訴える腰痛患者さんがとても多い。
これには様々な要因が合わさってると考えられる。
年齢で発症しやすい年代はあるのか?
最近では腰痛の訴える年代が低年齢化してきている。
小学生でも腰痛を感じる方が多くなっています。
そういったことからも
腰痛は10代、20代、30代、40代、50代、60代など、
年代関係なく起きている痛みです。
ただ年代によって起こる腰痛の原因、特徴や種類が違ってくる。
腰痛の種類
20代までの若い年代に多い腰痛の種類
- 筋筋膜性腰痛
- 腰椎分離症
- 腰椎椎間板ヘルニア
小・中・高生などの10代に多い特徴的な腰痛が
「筋筋膜生腰痛」と「腰椎分離症」です。
筋筋膜性腰痛とは腰の筋肉にストレスがかかり血液の流れが悪くなり
凝り固まっている状況です。
腰椎分離症は、まだ大人のように骨が出来上がっていないため、クラブ活動などで激しい動きを日々継続的に行うことで骨にストレスがかかり耐えきれなくなって疲労骨折を起こします。
主に多いのが野球・サッカー・テニスなどの走ったり、
捻る動作が多いスポーツに多いです。
40代・50代の中高年に多い腰痛の種類
- 変形性腰椎症
- 腰部脊柱管狭窄症
- 変形性腰椎すべり症
- 腰椎椎間板ヘルニア
過去体を使ってきた歴史があります。
使い方の癖が決まってきており、それに合わせて骨の変形も進んでいきます。
体は使い方によって骨格を変えていきます。
このような腰痛の種類があり、各年代により発生しやすい傾向があります。
特に腰椎椎間板ヘルニアに関しては幅広い年代で発生しています。
医療が進めば進むほど細かい部分まで把握することが可能になってきています。
それにより、椎間板ヘルニアだとか脊柱管狭窄症といった
過去では発見する事ができなかった問題を知る事ができます。
でもここで冷静になって考えないといけない事があります。
それは、なぜそこまで細かく状況がわかるようになったのにも関わらず
腰痛で悩む人が減るどころか増加しているのでしょうか?
今まで言われてきた腰痛の常識を
疑う必要があるのではないでしょうか?
事実、海外では日本で言われているような椎間板ヘルニアなどは腰痛の原因にはならない、それどころか検査をしてその問題を見つける事自体無駄な事だと捉えられています。
日本では原因を発見するために画像診断を行います。
代表的な画像診断が「MRI」と「レントゲン」になります。
今まで言われてきた腰痛の原因
腰痛の原因は「神経」にあると思われています。
神経を圧迫することにより痛みやしびれを起こしてしまうと考えられています。
これが現在の腰痛の主な原因として考えられている神経圧迫説と言います。
あなたも聞いた事があると思います。
神経を圧迫しているから腰が痛いんですよ。という説明。
この考え方が常識なため、
その神経圧迫がどこで起こっているのかを発見するために
上記の画像診断を使用してきました。
そして椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった異常を発見してきました。
でもそれでは腰痛が改善しないどころか新たな問題が出てきました。
「画像上問題があっても腰痛がない」
「画像上問題がないのに腰痛がある」
この矛盾に対して見て見ぬ振りをしてきたために
腰痛が改善する事なく増加の一途をたどっています
事実、これだけ医療が進んでいるにも関わらず
腰痛の86%が原因不明と言われています!!
画像診断は意味がない!とわかっていても止める事ができないのです。
画像診断のために、導入した機械はとても高額で億単位の費用が発生しています。
その回収が済んでいないのに画像診断は意味がないからと中止してしまうと
経営的に負担となります。
ですが海外では、画像診断をしない方向で話は進んでいます。
画像診断が必要な場合は
- 神経症状(気づかない間に失禁をしてしまう症状)
- 安静時にも痛みが続き、体重が一気に減少している
など、緊急を要する時や内臓的病変が疑われる時のみです。
最新の腰痛の原因
最新の考え方では、腰痛は改善する問題と捉えられています。
精神的要因が大きく関わっており、
恐怖や不安を煽るような情報を取り入れないようにしていく
というのが進められれています。
「椎間板ヘルニアだから手術が必要になるかもしれません」
「もうこの腰痛とは一生付き合うしかない」
そういった権威ある人(お医者さん)からの言葉により
腰痛で悩む方は不安を感じ、自分自身はひどい状況なんだ。
この痛みと上手く付き合わないといけない。
負担をかけてはいけない。
と認識して腰をかばうような動作をするようになり
腰が常に無理を指定しまう状況になります。
最新の見解では
心理的ストレス、そして不安をなくす取り組みをして
体をしっかり動かして筋肉をほぐしていくという過ごし方をしていく。
画像上による問題と痛みは別問題なので気にしなくていい。
そういった捉え方がされています。
腰痛の治療法の種類
大きく分けて2種類の治療法がある。
1つは外科的療法(手術)・1つは保存的療法。
外科的手術:腰痛の基本は保存的療法です。
一定期間保存療法を行い、改善が思わしくない場合は手術療法を選択する事があります。
手術を行うケース
・保存療法をおこなっても症状が改善しない、悪化していき日常生活に支障がある
・腰痛だけでなく、足の麻痺(力が入らない・触れられても感覚がない・おしっこが勝手に出る)
保存療法
薬物療法:痛み止めや、筋弛緩剤を使用して症状の緩和を目指す
運動療法:適度な運動を行い、凝り固まった筋肉を柔軟にしていく
徒手療法:筋肉を押圧して刺激を加えてほぐしていく
認知行動療法:考え方、捉え方をケアしていき、改善する気持ちに持っていきます
腰痛に対しての治療は数多くの方法が準備されています。
腰痛になっている方を安心させて、精神的にも肉体的にも適切にケアをしていく事で
改善に向かっていくケースが多い。
だから病院だけではなく、整体や整骨院といった画像診断がない場所でも
数多くの腰痛患者さんが救われています。
実際の現場での腰痛患者の声
実例を紹介しましょう。
以前通院されていた患者様は、
10年以上前から、腰痛、お尻から太もも・ふくらはぎの側面にかけての痛みとしびれ、筋肉が引きちぎられるような症状で夜も眠れない状態でした。
朝も布団から立ち上がった時に痛みで腰が伸ばせずで、
仕事・家事も満足にできない状態でした。
過去に病院・整形外科・整骨院・整体へ14件も通院されていたようですが、
一向によくなる気配がなかったようです。
受けていた治療は、マッサージや痛み止めの薬の処方など。
そこで私はまず痛みの原因を調べて、
骨盤の歪みを調整する事から始めました。
日常生活での注意点をお話し、何が痛みを発生させているのか、
どのような姿勢がダメなのかをきちんとご説明し、背骨・骨盤の歪みを調整し続けました。
その結果、「ずっと痛かった腰痛が楽になった」というお声を頂きました。
初めて施術をした時は、こんな簡単な方法で治るのかな・・・とおっしゃっていましたが、その帰り道で曲がっていた腰が伸び歩けている自分に驚かれたようです。
この地域にはまだまだ腰の痛みによって、歩けない・朝起き上がる時に苦痛という腰痛で病院や整骨院・整体院に通っているにもかかわらず全く腰痛が解決しない方がたくさんいらっしゃいます。
あなたはこれからも痛みに悩み続けますか?それとも勇気を出して今までと違う自分を手に入れますか?
私は勇気を出して来院された方のサポートを全力でさせて頂きます。
お電話ありがとうございます、
オアシス整骨院でございます。