脳脊髄液減少症

むち打ち

脳脊髄液減少症は交通事故などでとても多い病気で、とてもつらい症状に悩まされる患者さんが多いです。

完治は難しい場合があるのですが、症状を緩和させたり、同時に起こるその他の部位を症状を治す事で

脳脊髄液減少症の症状が好転した例もあります。

諦めずにまずご相談下さい。

そして理解を深める為に脳脊髄液減少症についての情報を記述しましたのでお読み下さい。

脳脊髄液減少症ってなに?

脳脊髄液腔から脳脊髄液(髄液)が持続的あるいは断続的に硬膜外に漏出したり脱水などにより失われることによって髄液が減少し、起立時に脳が下方へ牽引され、頭痛起立時に起こります)を主症状として、その他、頚部痛、めまい、耳鳴り、倦怠感などさまざまな症状を呈する病態です。
しかし、現時点ではその発症機序や原因には不明な点が多く、確実にこの病態を診断する方法はありません。

以下に述べるようないくつかの画像診断を組み合わせて診断をしますが、あくまでも疑いが高いという表現でしかありません。

また、現在の症状が本当に髄液減少症によるものであるかも断言はできません。
従って、画像の診断によって脳脊髄液減少症の疑いが強いと判断された場合は、診断的治療として下記の治療を行い効果があれば、確定診断となります。

・原因

①真の脱水状態(体内水分の減少)

②脳脊髄液漏出
→外傷性:交通事故、スポーツ、手術など
→特発性:原因不明(尻餅など些細な外傷が原因ともいわれています。)

~交通事故後のむちうち損傷と脳脊髄液減少症との関係について~

むちうち損傷後の症状は非常に多彩であり、また様々な因子(元々の頚椎の構造・加齢変化、心身のストレス、被害者意識など)により症状が増悪します。

むちうち損傷は、別名を外傷性頸部症候群といい、脳脊髄液減少症と非常に症状が類似しており鑑別を要します。

一番の鑑別点は、画像所見を認めない点です(脳脊髄液減少症は画像で診断可能)

以前、むちうち損傷による症状が、全て脳脊髄液減少症に起因するかのような報道がなされ、誤解を招いておりましたが、脳脊髄液減少症は、むちうち損傷で起こりうる合併症の一部であり、全例に起こるわけではありません。

・主な症状

ほぼ全例に、頭痛を認めます。典型的には、起立して数分~数十分すると引っ張られるような強い頭痛を認め、横になると楽になる、起立性頭痛を認めます。
その他、めまいや頚部痛、視覚異常、悪心・嘔吐など多彩な症状を認めます。
めまいだけ、など頭痛以外の症状のみで発症することは稀です。

頭痛       100%

悪心・嘔吐    40%

聴覚障害     20%

首の痛み     20%

めまい      10%

 

・診断

起立性頭痛が中心症状と考えられているが、程度や起立性増悪までの時間は規定されていない

頭部MRI(造影)におけるびまん性硬膜肥厚所見や静脈拡張所見は、診断項目に含まれていない。すなわち、頭部MRI所見は、脳脊髄液漏出症診断には関係しない。

画像診断のみによる診断名であるが、低髄液圧症例を除けばMRI検査のみで診断確定・確実とされる症例は、ほとんど無い。したがって、低髄液圧症例以外で診断確定・確実に該当するかどうかを調べるためには、CTミエログラフィー・RI脳槽シンチグラフィーを行う必要がある。

・治療はどういうことをするの??

①保存的治療

まずは、安静臥床と充分な水分補給(2L/dayの点滴を行います)で経過観察します。
軽症の場合は、これだけで症状が改善あるいは消失する場合があります。

②持続硬膜外生食注入

点滴で症状が改善しない場合は、これを行い、症状の変化を確認します。
施設によっては、いきなりブラッドパッチを行うところもありますが、漏出部位の確認と治療の効果を確認することがあります。
腰部から針を挿入し硬膜の外まで針を進め、硬膜外の漏出部位近傍に細いチューブを留置します。そして、数日間ポンプを使ってゆっくりと生理食塩水を硬膜外に充填していきます。
これにより、硬膜の外から生食による圧力を加えて硬膜内からの髄液の漏出を防ぐことを期待します。

① ご予約

女性電話

お電話、LINE、お問い合わせフォームからご予約をお願い致します。ご希望の症状や時間帯をお聞き致します。

施術中の場合は電話に出られないことがございます。その場合恐れ入りますが、留守番電話に「お名前」「電話番号」を残しておいてください。必ずお電話いただいた当日に折り返し致しますのでよろしくお願い致します。

LINEまたはお問い合わせフォームは24時間ご対応可能です。

② ご来院、問診票の記入

ご来院頂きましたら問診票に症状や体の不調を記入して頂きます。気になることがあれば、どんなことでも良いので記入してください。

問診票に書ききれないことなどあれば、問診時に詳しくお話しを伺いますのでご安心ください。また、スカートなど整体がしにくい服装でご来院された場合は、当院でご用意している服にお着換えをしていただくことがあります。

③ 徹底したカウンセリング

まず、お悩みの症状について詳しくお伺いいたします。どこが気になるのか。いつ頃なのか。主な症状以外にも体の不調がないか。他にも困っていることや、不安なことがあればなんでもお気軽にお伝えください。

④ 原因を調べる検査、姿勢分析

当院ではこの検査を大変重要としています。症状に合わせて、それぞれの関節や筋肉の状態を調べていきます。病院の画像診断だけではわからないことが多くあります。あなたの痛みが何によって引き起こされているのかを調べていきます。

⑤ 身体の状態、施術方針の説明

検査結果を踏まえた上で症状を引き起こしている根本原因、今まで他の治療やセルフケアで治らなかった理由、それを改善するための整体の内容、頻度、期間をお伝えしていきます。

説明がわかりづらいなどありましたらお気軽にお伝えください。大切な体のことなので、納得いくまで説明させていただきます。そのあと、カウンセリング内容に同意いただけましたら整体を始めていきます。

⑥ 根本から改善出来る筋肉調整、骨格調整

丁寧に施術をさせていただきます。施術は痛くないのでご安心ください。施術時間は約30分ですがお体の状態によって前後します。筋肉と骨格が整うと体が根本から変わります。

⑦ 施術効果の確認、日常生活のアドバイス

整体後は「はい、終わり」ではなくて、日常生活で気を付けることや、一人でもできるエクササイズやストレッチ方法をお伝えいたします。また、お帰りの際にご不明点やご質問などがありましたら、遠慮なくお話しください。

2回目以降も、とことんあなたのお悩みを解決するために全力で整体を行います。

日常生活でケアをすることが重要です。つまり、あなたの生活習慣を変えることで整体をしなくても良い体にしていきます。一緒に頑張っていきましょう!